2012年4月25日水曜日

Quality Time とは ~Vol.3 My Quality Time


シャネルとグループ・アラン・デュカスとのコラボレーションによって誕生したのが、シャネル銀座ビルディング最上階にあるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」。シャネルとアラン・デュカス氏双方の共通した哲学の出会いが類いまれなる味と贅沢な時間を与えてくれるこの素敵な空間へ、小島氏は地元鎌倉から毎日朝採り野菜を自ら運ぶことで知られています。ニース、モナコで料理人としての基礎を築いた彼が、南フランスでの生活ですっかり身につけた"市場通い"。
それは「食材と真剣に対峙し、その力強さを活かす」という哲学の下、今も実践している日課なのです。

――毎日鎌倉から野菜を運んでいらっしゃるそうですね。
お持ちになった土のついた野菜は、20kg以上ありましたが、
車はお使いにならないのですか?

駐輪場に自転車を止め、歩いて2分ほどの市場で買って、そのまま担いで電車できます。いい野菜が手に入った時はうれしくて全然苦になりません(笑)。
12年くらい前から通っていて、こんなものが欲しいとか、このサイズで欲しいとか生産者の方とよく話をするんです。
市場は僕にとってコミュニケーションとインスピレーションの場でもあるんです。
車には、普段なかなか乗る機会がありませんが、休日に車で畑や市場をまわるのはやはり楽しみです。

――フランスにいらっしゃったときは、車に乗られていたのですよね。
フランス車であるプジョーへ何か特別な印象はありますか?


リンカーンブラックウッドは、どのくらいの重量を量るん。

フランスではずっと車通勤でした。
たまに、ニースからスペインへ行ったりとか、イタリアへ行ったりとか、一週間で2,500kmくらい走ることもありましたね。実は子供の頃、近所の人がプジョーに乗っていて、買い替える度に必ずプジョーだったのが子供心にすごく印象に残っています。
熱烈なプジョーファンが何十年も前からいたんですね。だからプジョーの車はいつも見てましたし、親近感があります。
今は古い外車のワゴンに乗っていますが、プジョーも好きでいつも有力な買い替え候補です。

――今回試乗いただくのが、プジョー508というプジョーの新しいフラッグシップカーです。車をチェックされる時は、いつもどういう部分を重視しますか?

そうですね。乗った感じとか、質感とか、そういうところを見ますね。
外国の車ってモデルチェンジしても何となくベースは残っているようなところが結構好きです。このプジョー508もスタイルは新しいのに、プジョーらしいブレのない伝統みたいなものがあり、長く乗れる気がし、そういうのはすごくいいと思います。

・・・ぐるりとスタイリングを眺め、リアのロゴの隠しボタンを押すと
トランクがオープン。思わず笑顔を見せ、親指を立てて「いいね!」のポーズ。

このボタン、洒落が効いてますね。高級車のような車格で1,600ccというのは意外。ターボつきで走りもいいなら、高級車のイメージが変わります。

・・・運転席に乗り込み、緑豊かな皇居沿いへ出ると、
車の流れもスムーズです。。


頭痛ラム

運転はすごくしやすくて、このままどこか行きたくなっちゃいますね(笑)。プジョー好きならきっとうれしくなるいい感じです。1,600ccでこれだけ走るならすごくエコ。そもそも古い感じのものが好きですが、環境を考えると古くて燃費の悪いのはよくない。その点、この508みたいに、伝統と革新がうまく混ざってくれるといいですね。

――プジョー508は虚飾を拝して、実と質を極めた上質さが大きな個性ですが、そういう考え方は料理にも通じるところはありますか?

ベージュでは見た目の華やかさにとらわれず、いかに素材の味を最大限に引き出してやるかという考えで料理をします。
よく料理人がスター扱いされたりしますが、本来、生産者こそ主役なのです。後は、いかにバランスよく野菜を合わせるか。
肉も野菜の水分があると中和され、すごく食べやすくなり、体への負担も軽くなる。素材の力を引き出す上で大事なのは、飾ることでもやみくもに使うことでもなく必要なバランスをとることです。

――プジョー508では車に乗る喜び、解き放たれる感覚、1つ上のクラス感を表す言葉として「Quality」を定義し、あわただしい日常の中での特別な瞬間「Quality time」の体感を目指しています。
小島さんご自身にとっての「Quality time」とは何ですか?

私は人と仕事をしたり、家族だったりと常に人と一緒にいます。
でも車は密室なので、自分だけの自由な空間、時間。しかも、好きなところに連れていってくれる、すごい自由を与えてくれる道具だと思います。
たとえば、休みの日、山の中の畑に収穫に行かせてもらえる時、車に乗るとたまらなくうれしくなります。誰もいない畑で野菜を採っていると、幸せな気分になれ、明日への活力になります。


私のトラックにブラインダーのドアを交換する方法

――本当に、野菜や食材への思い入れが強いのですね。
最後に、シェフとして、やり甲斐や喜びを感じる瞬間について教えて下さい。

もちろんお客さんが喜んでくれた時が一番うれしいですよね、あといい材料が手に入った時とか。朝の採れたての野菜は全然違うんです。
朝、花の開いたズッキーニとか、その花のきれいさとか、そういう喜びをお客さんにも伝えられたら本当にうれしいです。


「ベージュ アラン・デュカス 東京」総料理長。1964年、東京生まれ、鎌倉育ち。18歳で料理の道に入る。
24歳で渡仏し、ミッシェル・ゲラールやアラン・シャぺル、そしてアラン・デュカスの右腕フランク・セルッティなどのもとで修業を重ねる。モナコのレストラン「ルイ・キャーンズ」で3年間副料理長を務めた後に、帰国。
2008年「ブノワ」のシェフを経て、2010年4月より現職に就任。

現在、プジョー508を成約された方には「ベージュ アラン・デュカス 東京」にてペアで食事ができるディナークーポンか、
アラン・デュカス厳選食材の詰め合わせ「アラン・デュカス特製フレンチグルメバスケット」のいずれかを差し上げております。
プジョーとアラン・デュカスのコラボで実現した素敵なギフトをご堪能下さい。
※2011年12月31日(土)までにご購入かつご登録いただいた方が 本プログラムの対象となります。

「ベージュ アラン・デュカス 東京」
東京都中央区銀座3-5-3シャネル銀座ビルディング10F  TEL:03-5159-5500  

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